準備するのは、「さつまいも」と「炊飯器」と「干し網」です。
天気予報を見て、晴天が3~5日続く日を選んで作りましょう!
さつまいもの種類は?
干し芋は、ねっとり系のさつまいもで作ると、甘くておいしい干し芋になります。
ホクホク系のさつまいもだと、美味しい干し芋にはなりません。
ねっとり系のさつまいもの種類は、
「安納芋」、「シルクスイート」、「紅はるか」などがあります。
食べてみて、自分のお好みのさつまいもを選んでくださいね。
干し芋の作り方
炊飯器に入る量のさつまいもを(3~6本)洗い、
皮付きのまま炊飯器に入れ、400~600mlのお水を入れてスイッチオン!
玄米モードがある炊飯器の場合は、じっくり長く炊く方が、さつまいもがよりねっとり仕上がるので、玄米モードがおすすめです。
炊飯器にさつまいもが入りきらない時は、写真のようにさつまいもの端を切っても大丈夫です。(このお芋は、苗を作るために切っています。スーパーの芋から苗を育ててみた!)
蒸し上がり!
蒸し上がったら、熱いうちに皮をむいてください。
冷めると皮がむきづらくなるので、ちょっと熱いですが、がんばってください!
手でむいても良いけれど、包丁を使って少し厚めにむくと、色が黒っぽくならず、きれいな干し芋になります。
すべての皮をむき終えたら、少し冷まします。
炊き立てのお芋は柔らかく、熱いうちに切ると崩れやすいので、冷ました方がうまく切れるようになります。
少し冷めたら、さつまいもが長いときは半分に切り、厚さ5~8㎜程度に切ります。
繊維を切らないように、縦に切りましょう!
切ったさつま芋を、重ならないように並べて天日干しします。
私は一度にたくさん作るので、魚の干し網(600円位)を使って干していますが、少量でしたら、ザルや、小さな干し網であれば、100均にも売っています。
1日1回、表面を裏返し、まんべんなく日に当てます。
夜もそのまま干しっ放しで大丈夫です。
やわらかめが好きな方は3日程度、
固めが好きな方は5日程度干したら「手作り干し芋」の完成です。
出来たばかりの干し芋は、すぐ食べると甘く感じないかもしれません。
干し芋は、出来立てよりも少し置いた方が甘くやわらかくなるので、3~5日置いてから食べる方が、より美味しい干し芋を味わえます。
自分で干し芋を作ると、安いのはもちろん、干し具合も調整できるので、
やわらかめが好きな方は短めに、固めが好きな方は長めに干して、
自分のお好みの干し芋を作ってくださいね。
ちなみに私は、やわらかい干し芋が好きなので、干すのは3日程度ですが、
干す時間が短いと賞味期限も短くなりますので、
こちらの 手作り干し芋の賞味期限 を参考にしてくださいね。