闘病記2 「1回目の入院」

最初の入院 3/8~3/24

2013年3月8日

左手指が動かなくなった私は、治療のため入院することになりました。

治療方法は、「ステロイドパルス療法」。

「ステロイドパルス療法」とは、

大量のステロイドを集中的に点滴静注する治療方法。
3日間点滴投与することを1クールとして、数週間毎に数クール繰り返します。

私は2クールしました。

でも、左手指は動かず痺れたまま。腹痛も治りませんでした。

この頃、病名が「アレルギー性肉芽腫性血管炎」

「チャーグ・ストラウス症候群」と告げられました。

その後、正式名称が「好酸球性多発血管炎性肉芽腫症」に変更されました。

ステロイドが効かなかったので、

「献血ベニロン」の点滴をすることになりました。

その点滴が、腹痛に効果大!!

左手指が動かないことよりも、腹痛の方がとても辛かったので、

4か月以上苦しんできた腹痛からやっと解放されて、本当に嬉しかったのを覚えています。

家で療養

2013年3月24日

腹痛は治り、左手指はすぐには治らないとのことで、

退院することになりました。

左手指が動かないと仕事にならなかったので、仕事は退職しました。

これからは、家で療養です。

私の左手指は、1年ほどで動くようになるらしいので、それまでの辛抱です。

処方薬

処方された薬は、プレドニン錠5mg(ステロイド)。

細かい量は忘れましたが、1回10錠以上服用していました。

ステロイドを大量に服用しているので、色々注意が必要でした。

ステロイドの服用は骨粗しょう症の恐れがあるので、カルシウムの薬と、胃薬も処方されました。

ステロイドの副作用

私は、ステロイドを大量に投薬しましたが、

深刻な副作用は特にありませんでした。

副作用といえば、顔に脂肪がつき(ムーンフェイス)になり、

ちょっと恥ずかしかったことくらい。

ステロイドの副作用とは

骨粗しょう症
糖尿病
消化管潰瘍(胃潰瘍など)
高血圧症、むくみ
動脈硬化、高脂血症
ステロイド精神病(不眠症、多幸症、うつ状態)
免疫力低下による易感染
満月様顔貌(ムーンフェイス)、中心性肥満

天然パーマ!?

入院している時は、あまり髪を洗えなかったので気が付かなかったけれど、

家に帰ってきたら、ストレートだった私の髪が、天然パーマになっていました。

濡らした髪がクルクルになって面白い。

何かの薬の副作用なのかな?

左手が使えないとちょっと不便

自宅に戻り、元の生活に戻ると、普段何気なくしていたことが、左手が使えないだけで不便なことが色々ありました。

瓶やペットボトルなどの開封、ラップ、料理全般、食器洗い、食事。

ひも結び、雑巾絞り、爪切り、等々。

右手だけでも動いていて良かった。右手に感謝!の日々でした。

大腸検査

2013年4月12日

腹痛は治っていたけれど、大腸検査の予約をしていたので、検査を受けました。

検査の結果は、特に悪い所は見つからず一安心!

次は、右足指

でも、この大腸検査が体に負担になったのか、検査後、右足指に違和感が。

左手指同様、右足指も痺れ、指が動かなくなりました。

ただ、手の指と違い、足の指は動かなくても歩くことはできたので、

痺れが辛いだけでそれほど不自由さは感じませんでした。

腹痛が再発><

数日後、腸に異物を入れたからか、また腹痛も起こるようになってしまいました。

あ~あ…

大腸検査、しない方が良かったのかなぁ。

2013年5月1日現在の症状
・腹痛
・左手指&右足指の麻痺・しびれ